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【アイデア提供】『ガンダムSEED DESTINY』の登場人物を『ネギま!』キャラに置き換えて 投稿者:仮帯 投稿日:09/15-02:30 No.428
<注意点> 
●『ネギま!』キャラの特徴を活かしつつ、『ガンダムSEED DESTINY』の世界観及び“大まかな”ストーリー展開を踏襲する為の設定変更はアリの方向で、ご了承下さい。
●『ネギま!』キャラでも、戦死者が出ます(既に、自分の企画段階から織り込んでいたり……)。受け入れられないかたが多いかもしれません。
●ナタルやフレイたちも『ネギま!』キャラに置き換える過去回想(『SEED』)編もやっちゃったりして。
●自分は当初主人公として紹介されていたはずのシンの不遇を不憫に思っているクチなので、彼を盛り立てるためのオリジナル展開は許容したいと考えています。後の人物紹介を読んでもらえばわかりますが、他のキャラに対しても同様です。ご理解お願いします。
●死なせたり悪役に回すことに、『ネギま!』キャラを貶める意図はありません。

<登場人物紹介(GSD原作におけるポジション仮定→ネギま)>
1.シン=アスカ→ネギ=スプリングフィールド
  戦火からの避難中、落としたケータイを代わりに拾おうとしてくれた姉のネカネを、MS(モビルスーツ)フリーダムとカラミティの戦闘に巻き込まれ目の前で死なせている。その悔恨の為、自分たちを戦争に巻き込んだ故郷オーブに対する心情は複雑。
  スタン一佐に助けられてからは、戦争に対する無力感への反発からか、教師になりたいという夢を捨て、軍人を志す。やがて、弱冠10歳にしてザフト軍のMSパイロットに抜擢されるまでになるが、先の大戦で活躍した明日菜が上司になったことを快く思えずにいる。
 2.アスラン=ザラ→神楽坂明日菜
  ネギが家族を失った大戦でMSパイロットとして活躍した少女。その反射神経を活かした操縦技術は、愛用していた機体の性能との相乗効果で鉄壁の防御力を戦場で見せ付け、あらゆる攻撃を無効化するという意味で『マジックキャンセラー』の異名を持つまでに至った。
  ただ、先の大戦において故郷に離反したという事情が、彼女に母国の復興に協力することをままならなくさせていた。プラント最高評議会議長を務める葉加瀬の要請で、それまでのあやかの護衛役を辞去して復員したものの、ネギの指導教官にも任じられ……。
 3.カガリ=ユラ=アスハ→雪広あやか
  中立国オーブの代表首長の地位を先の大戦で亡くした義母・しずなから継承した少女。
  前の戦争中に知り合った明日菜とは、互いに喧嘩しながらも本音でぶつかってサポートし合える仲を築けていた。しかし、ネギから自分たちを戦争に巻き込んだ張本人として罵声を浴びせられたことをきっかけに、指導者としての自信を揺さぶられる。明日菜の不在もあって、その動揺が政治手腕に影を落とすことに。結果、宰相である高音と愛衣の権力台頭を許し、そのふたりから指導力の低下を理由に退陣を迫られる事態に陥る。
 4.キラ=ヤマト→桜咲刹那
  前大戦では敵側から、愛機の特徴を以て、不吉を呼ぶ白い翼『白烏』として恐れられた。その一方で、彼女の戦闘力が戦争に終結をもたらしたとして英雄視する者もいる。
  明日菜とは初等部で互いに面倒を見たり見られたりの間柄であった。前大戦で敵として再会。MS戦の最中、明日菜に仲間のまき絵(←トール)を殺され、自分もまた、明日菜の同胞である桜子(←ニコル)を殺害し死闘を展開したが、互いに戦争の虚しさを実感し和解に至った。
  終戦後、木乃香、ペットロボットのカモ(←ハロ)と隠棲生活を送っていたが、木乃香が命を狙われ……。
 5.ラクス=クライン→近衛木乃香
  幼い頃、明日菜と刹那を引き合わせた共通の親友。周囲の者の心を癒す独特の雰囲気を纏っているため、戦中にあっても少女の身で絶大なカリスマ性を誇る。
  サイコミュを媒介にして、その気になれば独りで戦艦であるエターナルを操縦できる驚異的なサイコウェーブの持ち主でもある。但し把握する情報量の多さに長くは持続できず、被弾した場合には応急措置が必要な為、他の乗組員が不要というわけではない。
  政争を嫌い一線から退いていたが、自分を狙う暗躍、更にオーブの混乱を知り……。
 6.ステラ=ルーシェ→宮崎のどか
  人工的にスペック強化を施されたMSパイロット『エクステンデッド』のひとり。彼女たちは普段はごく普通の少女だが、一度、戦闘が始まれば、エースパイロットとして覚醒昂揚し破壊衝動に駆られ好戦的になる。その暴走を防ぐ為、強制的に神経を麻痺させる暗示『ブロックワード』が設けられている。ちなみに、彼女のブロックワードは『先生』。
  MS戦をしていても、鋭敏な感受性で敵の心理を先読みする戦法を得意とする。
  平時は、かなりのドジっ子。それが縁となって、敵であるネギと知り合い……。
 7.スティング=オークレー→早乙女ハルナ
  地球連合第81独立機動軍『ファントムペイン』所属の『エクステンデッド』3名のリーダー格。勝気な気性で、戦闘でも一見すると最も好戦的。しかし、その強引さが他のふたりのまとめるのに一役買っているのは確かである。また、普段の反動のせいか暴走しやすいのどかと夕映を配慮する冷静さも兼備。『ブロックワード』は『締切』。
  『エクステンデッド』では稀な、一般クルーともコミュニケーションを取れる人物だったが、度重なる記憶操作の果て、仲間の顔や趣味すらも忘れていくことになる。
 8.アウル=ニーダ→綾瀬夕映
  消去された記憶の名残によるものか、『ブロックワード』を『おじい様』と設定されている『エクステンデッド』。3人の中で見た目は一番落ち着いているが、その実、普段から何かとムキになる子供じみた一面がある。意外と毒舌だったりするものの、仲間思い。
  『ファントムペイン』の『エクステンデッド』は傾向こそ分かれるが、いずれも読書好きという奇妙な連帯感があり、それが戦場においてもチームワークとして活きている。
  ネギとのMS戦で、のどかと同じ『エクステンデッド』と見抜かれ、そして……。
 9.ネオ=ロアノーク(ムウ=ラ=フラガ)→エヴァンジェリン=A=K=マクダウェル
  仮面で顔を隠す『ファントムペイン』の指揮官。実は、前回の大戦で地球連合に反旗を翻したアークエンジェルの主力のひとり。戦死したと思われていたが、そのときのショックで失っていた記憶を、地球連合に上書きされ別人に仕立て上げられている。
  部下の『エクステンデッド』よりも幼く見えるが、それは実父の野望の為に試験体にされ、薬物投与と遺伝子操作の結果、異常なまでの自然治癒力を得た引き換えに、身体の成長が止まってしまったから。血を入れ替える手術をしなければ、いずれ肉体が崩壊する。
 10.ギルバード=デュランダル→葉加瀬聡美
  ザフトを管轄するプラント最高評議会の議長に、若くして就任した。木乃香本人が表舞台から姿を消していたことをいいことに、さよを木乃香に成り済まさせて己の支持に回し、その求心力を取り込んだ。しかし、自身も科学者として当代随一の人物と誉れが高く、その論理的思考に基づく説得力ある話術で民衆の心を掴むだけの実力を誇っている。
  悪く言えば狡猾冷酷、好意的に解釈すれば、柔軟な考え方と私情を挟まない厳しさを内に秘めた人物。さよの例のような、時に手段を選ばない一面は強い探究心から来ている。
 11.タリア=グラディス→超鈴音
  ネギたちがクルーとして乗り込むミネルバの女性艦長。葉加瀬と同門であり、彼女から師として仰がれるだけの才知の持ち主であったが、技術畑や政界で働くことより、戦争の傷痕が深く残る“現場”で生きることを選んだ。新たな戦争を予感し、招聘を受諾した。
  戦争の最前線にいることから、その視点を活かし葉加瀬の軍師としての役割もこなす。
  戦争が長引くにつれ、葉加瀬が焦り出したことを独り敏感に感じ取り、危惧を覚えるようになる。それでも、葉加瀬と運命を共にすることを選択し……。
 12.レイ=ザ=バレル→絡操茶々丸
  チャチャゼロ(←ラウ=ル=クルーゼ)と同じエヴァンジェリンの細胞を基にしたクローンの生き残り。チャチャゼロと共に葉加瀬と出会ったことで、生き長らえる機会を得た。
  血の繋がり故か、MSで交戦中、相手のエヴァンジェリンと共鳴反応を示す。
  恩人である葉加瀬を母のように慕う純粋さと、いわば姉妹であったチャチャゼロの最期に対する行き場のない憎悪を、身の内に同居させている。それを隠すように感情を表に出すことは滅多にない。的確な判断力で、仲間のネギたちから信頼されている。
 13.ミーア=キャンベル→相坂さよ
  内向的で存在感の薄い一介の女子学生だったが、病院に通院していた折、木乃香に似た容姿と高いサイコウェーブ値を葉加瀬に見出され、髪と瞳の色を変え木乃香の代役となる。通院も、木乃香に及ばずとも高いサイコウェーブを潜在させていたが為の弊害だった。
  多くの民衆の前に出ることを、自分を変えるチャンスとして前向きに受け止め、木乃香が表舞台に戻って来るまでの影武者として割り切っていた。だが、いつしか、木乃香を演じることにしか、己の存在意義を見出せなくなり、その立場に固執し始める。
 14.ハイネ=ヴェステンフルス→古菲
  超から一目置かれ、その希望もあって途中からミネルバに乗艦して来た女傑。
  鞭としても槍としても使い分けができるスレイヤーウィップを装備した白兵戦重視のMSグフイグナイテッドを己の手足同然に操るパイロットとしての腕前も然ることながら、明朗で面倒見の良い人柄も、乗艦を請われた理由のひとつに数えられるに違いない。
  衝突の多かったネギと明日菜の仲を取り持つ気さくさでミネルバに馴染んだ矢先、MS戦において、ネギの記憶を消去されたのどかの攻撃からネギを庇って戦死する。
 15.ルナマリア=ホーク→那波千鶴
  ネギ、茶々丸と共に、ザフト復員後の明日菜の直属の部下になるが、実は明日菜よりしっかり者で、技術スタッフの夏美から慕われている。最初は明日菜に気を遣っていたが、古の戦死後は仲間内の彼女の役割を引き継ぐように、本来の包容力を発揮。母親の如くネギの心情を理解し、明日菜にとっても忌憚のない意見を述べる貴重な相談役として、ふたりの和解に努めた。
  葉加瀬の方策に不信を募らせた明日菜が和美と共に脱走し、その機体をネギが撃墜した後も、自身のことを差し置いて彼の懊悩を気丈に思いやった。
 16.メイリン=ホーク→朝倉和美
  ミネルバの通信管制を任される少女。千鶴とは従姉妹同士で仲が良い。その為、和美が明日菜と共にザフトを脱走し粛清されたという報を聞いたときの千鶴のショックは内心相当なものだった。本人は明日菜と共に、オーブ側に秘かに救助されていたのだが。
  伝聞よりも実際に見聞して確かめることをモットーとしており、明日菜や、木乃香を装うさよにも、その人となりを知ろうと積極的にアプローチした。脱走の際、木乃香を演じるさよの行く末を案じ、一緒に逃げるように説得を試みたが、結局拒まれてしまった。
 17.マリュー=ラミアス→タカミチ=T=高畑
  エヴァンジェリンが普通の子供として暮らしていた頃を知る元同級生で、30歳を過ぎた男性。かつての大戦で、刹那たちの通っていた工業カレッジの技術教官の身に関わらず成り行きでアークエンジェルの艦長になってしまったものの、親交の深かったエヴァンジェリンをはじめとした犠牲を払いながらも生き延びた。終戦後はオーブの造船工場で働いていたが、再び始まった戦争を停戦させるべく、かつてのクルーと共に再起する。
  寛容な性格故に甘さもあり、副長だった真名(←ナタル)から度々諌められていた。
 18.アンドリュー=バルトフェルド→長瀬楓
  前の大戦では、刹那とのMS戦で妹分だった風香と史伽の両名を喪い、自身も重傷を負ったが、後に、木乃香のザフト・連合間の憎しみの連鎖を断ち切ろうという志に同調し、刹那とも私怨を乗り越え良き同志となる。若さには見合わぬ器の大きさを持つ人物。
  今回の戦争では、内密で共にオーブに亡命していた木乃香がザフトに襲撃された事件を受け、タカミチたちとアークエンジェルに乗り込んだ。真名に代わる副長格として、ブリッジ要員のアキラ(←ノイマン)、裕奈(←チャンドラ2世)に操舵の指示を出す。
 19.ミリアリア=ハウ→和泉亜子
  工業カレッジでの刹那の同窓生であり、前大戦でアークエンジェルに避難したことをきっかけに、親友のまき絵に誘われ、人手不足だった艦の通信士を務めることになる。
  親友の戦死という悲劇を克服する中で、流血に弱かった気立ても逞しく成長。その経験を無駄にしない為、戦争の悲劇を世界に知らせようと戦場カメラマンを目指し、戦後は各地を回っている。再度の開戦で、アークエンジェルに戻るかどうか迷ったが、ザジから戦場カメラマンとしての本分を全うすることを勧められ、将来への迷いを吹っ切った。
 20.サイ=アーガイル→ザジ=レニーディ
  無口なせいで冷たいイメージを抱かれやすいが、その実、偏見や差別を何よりも嫌い、和を重んじる。ちびせつな(←トリィ)に懐かれたことをきっかけに、当初アークエンジェルで浮いていた刹那と周囲の溝を埋めた事例もあり、ペットロボットや生き物に懐かれる空気の持ち主。
  前の大戦で、父親の仇を取る道具に利用しようと刹那に接近した千雨(←フレイ)の真意を察しながら、結局何の力にもなれぬまま死なせてしまったことを悔やんでいる。
  戦後も亜子たちと連絡を取り続け、再びアークエンジェルに乗艦することを決意。
 21.イザーク=ジュール→柿崎美砂
  プライドが高く、その尊大さが時には鼻につく。基本的に直情径行の反面、情に厚い。
  前の大戦では、ザフトの尖兵として明日菜たちとチームを組み、刹那と戦闘を繰り返していく内、桜子の戦死、戦争自体に疑念を抱いた明日菜と円の離反という現実に直面し、最終的に自身も、人を殺す戦争より、戦後に人を活かすことへ目を向けるようになる。
  終戦後、軍事法廷にかけられるが、若者の才覚を惜しむ葉加瀬の方針が弁護に有利に働き、極刑を免れた。その経緯から、葉加瀬に恩義を感じ、故郷を守るべく協力する。
 22.ディアッカ=エルスマン→釘宮円
  負けん気が強く喧嘩っ早いせいか、美砂とは気が合い、行動を共にすることが多い。
  前回の大戦において、アークエンジェルの捕虜になったことがある。このとき、何気ない軽口から、まき絵を喪ったばかりの亜子の怒りを買うが、その亜子に命を助けられたことを契機に、敵も感情を持つが故の葛藤がある人間だと思い知る。次第に敵味方の垣根など些細なことだと考え出し、アークエンジェルと行動を共にする道を選んだ。
  その為、終戦後、反逆罪に問われたが、極刑は免れザフトに復員。現在も亜子との交流は続けている。
 23.マルキオ導師→四葉五月
  戦災によるエネルギー不足、食糧難が次代にもたらす実害を訴えるオーブの女性。
  戦争は強制して終わらせられるものではないと考え、己の意思での選択を尊重する。
  元々は料理人で、空腹のみならず心までも満たしてこそ真の料理という持論を持つ非暴力主義者。戦災孤児の養育ボランティアの功績以外にも、戦災復興支援の斡旋による経済貢献、料理による文化貢献で、地球各国はおろかプラントからも高く評価されている。
  来る者を拒むことなく庇護するオーブの精神を体現し、影響力の強い人物と言えよう。
 24.ロード=ジブリール→春日美空
  地球を影で牛耳る軍需産業複合体『ロゴス』の一員且つ『ファントムペイン』の黒幕的存在であり、非人道であることを厭わず『エクステンデッド』の研究を推し進める。
  目立つことを好まず、裏から物事を操ることで優越感に浸る性格。
  葉加瀬の演説で、自分とロゴスの存在を暴露され指名手配の身になっても、他のロゴスのメンバーを見限り、オーブに逃げ延びた。しぶとく強かな往生際の悪さと逃げ足の早さを披露したが、結局は、葉加瀬の命令を遂行するネギの攻撃で最期を迎える。

<お詫び>
 御挨拶遅れました、仮帯と申します。
 しがない文章力しか持たぬ身なので、ロボットものを描ける力量がございません。
 なのに、キャラを置き換えただけではなく原作の設定を多々改変して、【アイデア提供】にしては随分と文量が多くなってしまいました。読んでくれるかたがいらっしゃったら嬉しいんですが、ましてや、賛同してSSにしてくれるという奇特な御仁がいらっしゃれば、無上の喜びを……(ry
 どうしてGSDには登場していなかったキャラが登場するんだとか、改変の度を越えているとか、何故ルナマリアが千鶴なんだとか、色々御意見があるはずです。
 そもそもGSDの原作と性別が異なるキャラが、今回の紹介で半数を越えている時点で、原作の遵守は難しいと開き直るしかないというか……逆に『ネギま!』に置き換えたからこその広がりがあると思って頂きたいのです。例えば、アウルのポジションが夕映ならば、こんな展開だってアリなんじゃないかと妄想を膨らませることも可能なはず……。
 最後に念を押すようですが、美空をはじめとして、『ネギま!』キャラに他意はありません。

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